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講義はそば道具について。良い蕎麦を打つためには道具も重要になってきます。サイズ・材質を選ぶ基準や手入れについてお話します。
そば打ちは引き続きせいろ1kgを打ちながら1週目の復習とさらに仕上がりを良くしていきます。
花巻はかけそばに海苔をのせたシンプルな種物ですが、古くから提供されています。
この日からはそば打ち後の時間で本格的に調理実習を開始します。 調理の経験がない方も多いですが、「天ぷら」 「鴨南ばん」等の定番メニューなど、実際にそば店で出されているメニューをお教えしていきます。
大和芋を使ったつけとろ、山かけそばはそば店ではよく見られる品です。大和芋はすり鉢で擦りおろすなど手間をかけて作りますので仕上がりはふわっとした状態になります。
調理実習では鴨南ばん・つけ鴨せいろを作ります。
鴨肉というと「臭い」「硬い」というイメージを持つ方も多いようですが、国内産の上質な鴨肉を使用するので大変柔らかく、臭みもありません。鴨南ばん・つけ鴨せいろも手打ちそば店では昔からある定番で人気メニューのひとつです。鴨肉はその他に一品料理などにも使うことが出来ます。
種物の中では天ぷらは人気のある商品ですが、比較的手間がかかり、調理未経験の方にとってはむずかしく感じる方も多いと思います。
材料の仕込み、衣の作り方など天ぷらを揚げるときの基本的なことからお教えします。 そば粉と同様、質の良い材料を使うことが重要なので天ぷら専門店でも使用される才巻海老を使用します。
調理実習は天ぷらの応用としてかき揚げを作ります。 同じ天ぷらとそばの組み合わせでもかき揚げとの組み合わせでメニューの幅も広がります。天ぷらは季節ごとで食材を変えてみたり、一品料理にも活用出来たり幅広くメニューに取り入れていくことが出来ます。
この日で全体の半分が終了します。ここまで2週間毎日繰り返しでそば打ちをしてきた事で仕上がりも良くなってきますが、さらに上のステップを目指します。 次のステップとしては「時間」です。店舗の場合では朝の限られた時間で効率よく作業をすることも必要です。そういったポイントについても指導していきます。